吹田市青少年指導員会は、発足(1973年)から2023年で50年を迎えました。50年前の昭和40年代中頃には、喫煙や深夜徘徊、暴走族といった若者の非行が社会問題として取り上げられ、その対策のひとつとして法律を基に各市町村で青少年指導員が任命され組織化されました。その後時代の変遷により、青少年指導員の役割は非行防止から地域における子供たちの健全育成のためのコーディネーターへと代わっていきました。社会の変化により我々青少年指導員に求められるものは変わっていきますが、学校でも家庭でもない地域社会で子供たちと関わっていく存在であることに変わりはないと考えています。 私が会長に就任した際に、青少年指導員の存在は「Stand by you」(あなたに寄り添って)という立ち位置であれたらというお話をしました。私たち青少年指導員が時代が変わっても必要とされる存在でいられるよう今後も活動していきたいと思います。
吹田市青少年指導員会
会長 尾﨑 孝